1978-06-02 第84回国会 衆議院 法務委員会 第27号
ところが、この委員会の答申案が、司法省内部での委員会ではございますけれども、司法省自体も反対でございますし、それから裁判所等からも反対が出るということで、結局司法省としての案にまでまとまることができなかったわけでございます。そのときの案と申しますのは、大体現行法に近いような答申案だったように聞いております。
ところが、この委員会の答申案が、司法省内部での委員会ではございますけれども、司法省自体も反対でございますし、それから裁判所等からも反対が出るということで、結局司法省としての案にまでまとまることができなかったわけでございます。そのときの案と申しますのは、大体現行法に近いような答申案だったように聞いております。
法曹界にも司法省内部にも相当多数の共産党がおるのですから、そういう事態もございまするから、どうも下級の裁判官の判決の上には穏やかでないものがある。
存廃は如何ようともあれ、今回の裁判所制度の改革によりまして、司法省内部にいろいろな変動が想像せられるのであります。それにつきまして私は行刑局の將來、行刑の在り方ということにつきましてお伺いいたしたいのであります。 或る新聞の記事によりますると、行刑局はそのままとするが、特に保護事業関係の事務は拡大強化する方向に進めるということの記事が出ておるのであります。